この10年の「食」関連のITは?その差はやっぱりスマホの普及!

2015/11/30

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<2005年はどんな年?>

今から10年前の2005年といえば、大画面薄型テレビの普及が本格的に進み始めた年でした。シャープから世界最大65型薄型液晶テレビが発売されたり、他社からは低価格の商品が登場したりしました。

また、SNSやブログが認知され始め、インターネット掲示板から生まれた「電車男」がトレンド入りし、書籍、映画やTVなどで放映され盛り上がりを見せたのも2005年でした。

IT業界では、ライブドアが突如ニッポン放送の株式を取得し、一躍トレンド入りしました。この出来事により、経営とは何か、会社とはだれのものかなどの議論とともに、ニュースに多く取り上げられました。

2005年9月にappleは「iPod nano」を発売し翌月には動画対応の新型iPodを発表し、矢継ぎ早の新製品投入で他社をさらに引き離す。そんなappleの経営戦略がうかがえた展開でした。また、YouTubeもこの年誕生しています。このように、IT業界は現在では大きく発展したものやサービスが誕生した年となりました。

 

<飲食店とITの関係は?>

一方、飲食店においてもITの活用が進み始めた年でした。IT活用の大きなトピックとなったのは、大手飲食チェーン店での卓上注文システムの導入ですね。今では多くの飲食店で当たり前に見ることができますが、本格的に導入されたのは2005年でした。

この卓上端末の導入により顧客へのスムーズなオーダーの提供が図れ、経営上の課題でもあった顧客サービスの向上につながりました。

また、2005年に「食べログ」が誕生しています。今では、月間利用者数が6,722万人(PC:2,362万人 スマートフォン:4,283万人 その他:76万人。カカクコム発表による。)となり、個人向け有料サービス加入者が累計110万人を突破して、大きなサービスに成長しています。

 

<2005年~2015年大きなちがいは?>

2005年の出来事を振り返ってきましたが、2015年との大きな違いはスマートフォンの利用拡大ではないでしょうか。

総務省発表の平成27年版情報通信白書によると、日本のスマートフォン普及率は全体で64.7%となっており、20~30代では90%以上の普及率となっています。すごい普及率ですね。

 

<スマートフォン利用の実態は?>

利用目的としては、内閣府が発表している平成26年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると、小学生~高校生まではスマートフォンを利用してのベスト3は、コミュニケーション、動画視聴、音楽視聴となっており、次いで、ゲーム、情報検索がよく利用されている結果となっています。学生は動画をスマホで見る時代なんですね。

また、保護者世代の利用状況としては、コミュニケーション、情報検索、ニュース、地図ナビゲーションとなっています。保護者世代は堅実的な使い方が多いように思います。

全体を通してスマートフォン利用のトレンドとしては、コミュニケーションと情報検索といえるのではないでしょうか。飲食店でも、スマートフォンに対応した情報の掲載とコミュニケーションをとるような仕組みが必要な時代になってきているといえるのではないでしょうか。

最近注目のサービスの一つに、店舗に行かずにWEBから順番待ちに参加し、待たずに入店できる「EPARK」というサービスがある。2001年にローンチしてから、2015年10月には1000万会員を突破しました。このようにスマホ時代に合わせたサービスが今後も多く出てくるでしょう。 

<スマホ利用は定着したので対応を!>

このように、今後のスマホ時代へ対応した飲食店のIT化の対応としては、集客や予約から支払までを一元管理できるようなITシステムの準備を実施し経営の見える化を実施すること。また、その際には、誰でも簡単に使えて、続けやすいサービスを選ぶこと、いろいろなシステムと連携が可能な、オープンな対応をうたっているものを選ぶことも重要になってくると思います。また、それと同時に機器代と通信代も考慮しつつ飲食店にあった経営ツールを選ぶ必要があるのではないでしょうか。

 

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