飲食店にも関係ある「O2O」とは

2015/01/01

友達に教えよう!

 

“O2O”(読み:おーつーおー)とは“Online to Offline”の略でその意味は、Web等を見ているオンラインユーザーを実際の店舗等(オフライン)へ誘導するようなプロモーション施策のことを言います。

一見すると飲食店には関係無いように思うかもしれませんが、今後の経営においては重要な用語になるのではないでしょうか。憶えておいて損はないはずですし、Webから実店舗にどのように誘導してくるか大いに検討すべき課題と思います。

 O2Oのあれこれ

2013年のNRI Knowledge Insightによると、2017年にはO2Oの市場規模は50兆円を超えるという試算も出ています。

もっとわかりやすく昔からあるサービスはメルマガですね。決まった曜日などに送られてくるメルマガを見て面白ければそこに足を運ぶこれもO2Oといえるのではないでしょうか。

ただ、メルマガだとメルマガを見て来店したのかどうかはっきりとしませんね。そう、効果測定がしづらいのです。

そこで、最近では、具体的にオンライの情報を見てきたのかどうかわかるようなO2Oサービスが出てきました。たとえば、食べログやぐるなび、各種ファーストフード店が提供しているスマートフォンアプリ等から取得できるクーポン券が挙げられます。オンライン上にあるクーポンの内容によりいいと思えば実際の店舗に足を運ぶようになります。

これはスマートフォンが普及してきたからできるサービスといえるかもしれません。

 また、GPSの情報を組み合わせることにより、飲食店の近くにいる人に対して時間限定のクーポンをプレゼントするなどのサービスも今後出てくるのではないでしょうか。近くにいる人でどこの飲食店に入るのか迷っている、そんなお客様を自分のお店にO2Oで呼び込めるそんな時代が来るかもしれませんね。そしたら、客引きがいなくなるのではないでしょうか。

O2Oの活用事例

このようなO2Oですがすでに活用の事例が多くあります。

<無印良品>

無印良品では、2013年からすでに取り組んでいます。無印良品はリアル店舗の他にWeb上にオンラインストアの「無印良品ネットストア」をもっており、リアル店舗とネットでどのように顧客を取り込むかが課題であり、その課題を解決するために、2013年5月から「MUJI passport」というスマホアプリを提供しています。

このアプリでは、店舗やオンラインショップで買い物をしたらマイルと呼ばれるポイントがたまのはもちろん、お店にチェックインしたことをアプリで通知するだけでもポイントがもらえる仕組みになっています。

また、商品検索もできるようになっており、持っているや欲しいなどのボタンを押すだけでもポイントがもらえます。

 このように無印良品では、オンラインで商品を多く見せる施策をとって興味を誘うとともに、すぐに購入したければオンラインで購入することや、興味を持った商品を実店舗で見てもらう等O2Oに必要な仕組みがそろっています。

 

<マクドナルド>

無印良品の事例は高度すぎるという飲食店の経営者の方もいらっしゃるかもしれません。O2Oの先駆け的な取り組みとしてはマクドナルドが有名かもしれません。

マクドナルドは早くからO2Oに目を付けたスマートフォン向けアプリケーションを配布しています。

このアプリでは、近くの店舗を検索する機能の他に、割引クーポンが送られてきます。割引クーポンには期限があるので期限内で使用する必要があります。

O2Oの取り組みとしては単純で、アプリに送られてくる割引クーポンを見てほしいものであれば、アプリでお店を検索して実店舗で購入をします。クーポンを最新の商品にすればPRにもなりますね。

飲食店でもお会計の時に次回使用できる割引クーポンなどを配りますが、アプリであれば随時配ることができるので、再来店顧客の掘り起こしにも有効なため、簡単なものですが効果は大きいと思います。

 

いくつか事例を見てきましたがいずれにしても、飲食店として大きな市場規模になるO2Oを経営に反映させないわけにはいかないですね。先に取り入れた店舗が先行者利益を確保できるのではないでしょうか。

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